R-body project
エクササイズ情報 栄養情報 体の仕組みに関する情報
 
皆さんこんにちは。いよいよ薄着の季節突入です。トレーニングにも身が入りますね。

さて、今回からはR-bodyで行っているトレーニングを種類ごとに、身体のしくみを掘り下げて解説していきたいと思います。
R-bodyでは、以下のトレーニングを組み合わせてトレーニングメニューを作成しております。

トレーニングの種類
(1) Core Training(体幹を支える筋群のトレーニング)
(2) Balance Training(平衡感覚や神経系のトレーニング)
(3) Functional Strength Training(筋力トレーニングやスピードトレーニング)
(4) Cardio Training(有酸素トレーニング)


今回は、Core(体幹) Trainingについて説明していきます。
R-body Express内のエクササイズ情報においても、体幹の重要性については以前にご説明いたしました(詳細はエクササイズ情報へ)。ここでは、エクササイズ情報の内容をより深く解説していきたいと思います。
まず始めに、少しおさらいをしましょう。
トレーニングは、まずは安定した土台作りから。その土台を作るために重要なのが、体幹を鍛えることでしたよね?R-bodyでいう体幹とは、腹筋、股関節周りの筋肉、肩甲骨周りの筋肉を指します。今回は、その中でも肩甲骨周りに焦点をあてていきたいと思います。

■ 肩甲骨とは・・・
右の写真は、皆さんの体を骨だけにしたものです。
肩甲骨は○で囲ってある部分のある逆三角形をした骨です。

私たちの体は肩甲骨が動くことにより、以下のような動きをします。

肩を挙げる / 肩を下げる

背中を丸める / 胸を張る


手を上げる / 手を下げる


これらの動きが組み合わさり、腕を動かすことになります。

■ 肩甲骨の役割
肩甲骨は腕の可動域(関節の動く範囲)を出す上で重要な役割を持っています。
皆さんが手を上げる時、上半身を使うスポーツをする時などは、肩甲骨が主体となって腕を動かしています。もし、肩甲骨がスムーズに動いてくれないとどうなるでしょうか?

ここでひとつ実験です。
写真のように肩の上に手をのせて、肩甲骨の動きを止めてみてください。
その状態で手を横に広げてください。

どうですか?手は、90度より上にあがらないですよね?

では、猫背を作り、バンザイをしてみてください。

これも、十分にバンザイが出来ないですよね?
猫背を作ることにより、肩甲骨がひらき、動きにくくなります。
肩を押さえている手を離したり、胸を張るようにすれば、これらの動きはスムーズに行えます。
腕が最大限動くのは、肩甲骨がスムーズに動くことで腕の可動域を広げているからなのです。

■ 肩甲骨と姿勢
肩甲骨を正しく、スムーズに動かす為には、正しい姿勢が重要です。
上記でも述べたように、不良姿勢(猫背等)では肩甲骨の可動性を制限してしまいます。
人の体において肩甲骨がスムーズに動かず可動域に制限があると、皆さんの日常生活やスポーツのパフォーマンスに悪影響を及ぼします。

例えば・・・
スポーツのパフォーマンスについて、ゴルフを例にしてお話致します。
ゴルフのスウィングにおいて、肩甲骨は体の回旋を生み出します。
左の写真は肩甲骨を動かさないで体を捻っています。
右の写真は肩甲骨を動かしながら体を捻っています。

ご覧の通り、これだけ体の捻りに違いがでます。肩甲骨が動くことにより、腕の可動域が広がりゴルフで重要な回旋動作が生まれます。
回旋動作が生まれるということは、パフォーマンスのアップに繋がります。

また、日常生活においても猫背の姿勢で肩甲骨がスムーズに動かないと、腕を挙げる時、下の写真のように肩の筋肉を使って腕を挙げようとします。そうすると、肩の筋肉が過剰に使われ、肩こりのリスクも多くなります。(矢印は、肩の筋肉で腕を持ち上げているため、肩がすくんでしまっている状態をさしています。)


つまり、肩甲骨が正しくスムーズに動くことは、パフォーマンスアップや障害の予防につながるのです。
その為には、肩甲骨の機能を最大限発揮出来るように、正しい姿勢を作ることが重要です。
トレーニング中、「肩甲骨を意識してください!」と口うるさく言っているのはそのような理由があるからなのです。

皆さん、肩甲骨の重要性はおわかりいただけましたか?
それでは、明日からも肩甲骨を意識してトレーニングを頑張りましょう!